40代の夏休み

40代で長期休みを取った男の日記

夏休み最終日

長いようで、今思えば短かった夏休みが終わった。次の仕事に向けての勉強はどうだろう、当初の目標の30%できたかな、という感じだ。

今回の1ヶ月に渡る休暇を振り返ってみると、結論から言うと非常にいい経験が出来たと思う。

久しぶりの職探し

長年フリーで仕事をしてきたが、今回の仕事探しはかつてないほど緊張した。やはり数年ぶりの活動という事もあるし、それ以上に自分の年齢が気になっていた。年齢という物がこれほど自分にプレッシャーを掛けることになるとはやはりこの年齢にならなければわからなかった。30代の頃はまったく感じなかったある種の不安感。自分の商品価値はまだあるのだろうか、と。これには前職がITシステムの開発現場の前線ではなかったというのもある。ある種の上流工程の仕事ではあるのだが、フリーのエンジニアとしてはあまりころがっている類いの仕事ではない。いい経験をしたとは思うが、結局自分に合っていたのかと言えば微妙なところだ。面白くはあったのだが。やはり例えば自分がプロパーで50代とかであれば何の疑問も持たなかったと思う。しかし前職の会社に就職する気はなかったのでそうなるとある種の道草を食った(収入はよかったのでそう断じるのもおかしな話だが)ような気がする。今となっては。

私にとってのやる気とは

ここ1年ほどは自分の人生で一番気力が萎えていたと思う。なんだか体もだるいし、これはもしかして鬱病の一歩手前だったのではないかとさえ今は思う。でも前職を辞めると決めてからその気力が戻ってきた。鬱病の原因は過度のストレス状態が長期間続くというが大きな原因だと言われている。でも私の場合はストレスがなさすぎて鬱っぽくなっていたような。それが次の仕事を決めなくてはというストレスが私の生存本能を刺激して一気に気力を回復した感がある。この点は改めて考えて文章にしたいと思う。

今後の生き方

今回改めて自分の人生を考えたときに、今後の人生をどう生きるかがある程度固まったような気がする。それはこのフリーのITエンジニアという仕事を行けるところまで走り続けると言うことだ。そしてこのポジションでの仕事は結構お金がもらえる。なのでこれからやらないと行けないことは「貯金」だ!(笑)

沖縄での2週間はすばらしいものだった。老後という時間があるならぜひここで過ごしたいと思った。そう考えたときに何も60歳まで働く必要なない。(フルタイムで)

今後10年(は行けると思う)はしっかり働いて、しっかりお金を貯めて早めの人生のリタイアを目指そうと本気で決意した。幸か不幸か私たち夫婦には子供がいない。なのでそういう生き方もありじゃないかと思う。ゆっくりと流れる沖縄での時間は至福の物だったから。

もっと言うとお金を貯めるというより、今の自宅マンションのローンをさっさと繰り上げ返済するのが早道だ。我が家はDINKS(死語?)なので繰り上げ返済をがんばれは結構早めにローンが終わる気がする。(がっつり計画を立てるところまで現時点でやれてないが)今までは無計画に欲しい物を何でも買って、夜の町でのお遊びも含めてホントに浪費が激しかったと思う。でもその浪費癖もなんだか最近は落ち着いてきた。ホントにここ数年は性欲や物欲がガクンと落ちた。これは一方では悲しむべき事かもしれないが、なんか人間というのはうまく出来ている、という感じがしなくもない。

話を戻して老後の沖縄生活を考えると現在のマンションのローンが終わったら例えば賃貸にして、その賃貸収入を2人が住めるほどほどの大きさの家を沖縄中部か北部の田舎の海沿いに買う新居のローンに充てればいけると思う。

はずかしながらこの年まで私は自分の将来の具体的なビジョンがなかった。それがこんなにかつてないほどクリアになったのはホントにうれしい。

おわりに

そういうわけで夏休みは終わった。今の仕事は長くても1年ちょっとの見込みだ。この仕事がカットオーバーしたらまた休みを取ろうと思う。これがなくては何の為に働いているのか、何の為に生きているのかわからないという感じだ。(子供がいる40代はまた違うと思うが)

いろいろ感じる事があった夏休みはこれで終わる。さぁ、明日から新しい世界が始まる。

夏休み28日目

夏休みが今週で終わる。

今日は次の仕事先の会社の件で午後に小一時間ほど打ち合わせ。他には特に予定がなかったが、ゴロゴロしてしまった。結局勉強の方は当初の予定の30%というところか。

今週はあと3日ほどある。この時間は大事にしようと思う。

夏休み27日目

今日は10時頃起床。沖縄旅行の疲れみたいな物はさほど感じない。

しかし今日は午前中はゴロゴロし、午後2時頃かみさんと出かけた。私とかみさんは遊佐未森というアーティストのファンを長年やっている。彼女のデビュー25周年コンサートと言うことでチケットを発売日に買っていたのだ。

公演は渋谷公会堂で17時からの予定なので、時間があるので遅い昼飯を食べたり代々木公園をブラブラした。

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かみさんは友達とこのあたりに何度か来たらしくくわしいので、かみさんの案内で並木道を散歩。エコロジー関係のイベントをやっていて道沿いにそれ関係の出店がたくさん出店していた。

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その後、ドトールで時間をつぶして17:45頃に会場入り。席は2階席で、これはわざわざチケットを取るときに調整してそうしていた。私の年では2階席の方が落ち着いて観られるからだ。

公演自体は25年前のデビュー曲を含めなつかしい曲がいっぱいあったのでうれしかった。遊佐未森はあまりないジャンルの歌手なのでファンも長く付いていると思う、私も含めて。客層は結構中年以降が多い気がした。彼女自身もう49歳というからちょっと驚く。その年齢とは思えないパワフルな内容だった。彼女のコンサートはこれからも折りを見て行きたいと改めて思った。

その後は近くのカフェでお茶を飲んで帰路についた。

沖縄最終日(13日目/夏休み26日目)

今日は沖縄最終日だ。最初は那覇を発つ前に空港近くの温泉に寄ろうと思って計画していたけども、結局前夜の夜遊びのせいで朝起きられれず断念。

このホテルでは朝食付きプランでの宿泊なので9時頃1階のレストランでバイキング朝食。内装はキレイだったが食事のメニューは平凡。うまくもまずくもなくと言った感じ。

10時半過ぎにホテルをチェックアウト。自転車で空港へ向かう。往路とは別のルートで向かったら全然近かった。

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空港へ着いたら早速自転車の輪行バッグへの収納。だんだん作業時間が短くなってきた。

11時半頃にチケットを発券。すぐに自転車を手荷物として預けて身軽に。SKYなので自転車分は別途1,500円分取られた。でも往路の時より安いような。。。気のせいか。

バックパックのみになったので(とは言えでかくて重いが)、早めの昼食を取る。すでにお腹は沖縄料理に食傷気味だったので(さんざん食ったし)、そじ坊で日本そばを食べた。うーん、しかしそじ坊はいまいちだなぁ。

その後、保安検査所へ早めに入る。バックパックには自転車の工具なども入っているので、往路同様多少めんどうだったが無事に通過。機内準備が終わってないとのアナウンスで定刻より若干遅れて搭乗を開始。

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飛行機は定刻より5分ほど遅れて飛び立った。今回の旅で覚えたことが、飛行機の座席は非常口の列が前の席との空間が若干他の席よりも広いのでいいということ。ただ真ん中あたりの非常口列の席は2列あって、この前列はシートがリクライニングしないという罠。非常口2列目の席はリクライニングするので席が空いていたのでCAに言って変えてもらった。

飛行機は気流の影響か、出発時間は遅れた物の、到着は定刻通りに羽田に着いた。

そこから自転車を受け取り帰路へ。

こうして、長いようで短かった沖縄12泊13日の旅は終わった。

正直もっと沖縄にいたかったという気持ちと東京へ帰りたい気持ちは半々だった。やっぱかみさんの顔が見たい気持ちが高まっていたので基幹的には丁度いいのかなと思っている。

非常にいろいろな事を考えさせられる旅だった。また1,2年後には同じような旅をしたいと今は思っている。

沖縄12日目(夏休み25日目)

9時頃起床。外は雨はやんでいるようだが風が強い。ホテルで朝食を作ってもらい食べた後はチェックアウト準備。なんかどんどん重くなっているような。荷物は増えていないんだが。

11時前にホテルを出た。相変わらず雨は降っていない。4日前と逆の道順で那覇へ向かう。

途中スコールに2回ほど当たってしまい、バックパックに付属の雨よけを付ける。風は強いが、往路と同じ北風がふいているためにペダルはすごく軽い。往路よりもかなり早く那覇に着いた。2時間ほどか。

13時過ぎにはホテルに着いた。チェックインは15時だが、清掃が終わっているとのことで部屋に入れた。このホテルには大浴場があるので早速入りたいところだったが、入れるのは15時からとの事。ホテルの部屋でまったりして時間が来たので大浴場へ。さっぱりした。

そして貯まっている洗濯物をコインランドリーにかける。今日は最終日なので洗濯しなくてもいいかと思ったが、明日空港へ行く前に空港近くの温泉に行きたいのでその着替えのために洗濯する事にした。

その後、なんのかんので19時頃まで色々やっていて、食事に出た。自転車で初日に行ったしゃぶしゃぶ屋へ向かう。そして初日と同じ満足感を感じて店を出ると21時ちょっと前。最後の夜だからともう3度目になるがガールズバーへ向かう。もう顔し見知りになった女の子たちと挨拶を交わすが付いてくれた娘は初顔だ。19歳の専門学生で長距離恋愛中との事でまぁ、いつもの恋愛相談パターンで話は進むがなかなかの美人で話していても楽しかった。結局午前1時頃まで飲んでいてホテルに戻る。あの店、東京に来ないかな(笑) 沖縄の女の子は東京よりすれてなくて好感が持てる。